アリアラテス9世エウセベス・フィロパトル(読み)アリアラテスきゅうせいエウセベス・フィロパトル(その他表記)Ariarathēs IX Eusebes Philopatōr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アリアラテス9世エウセベス・フィロパトル
アリアラテスきゅうせいエウセベス・フィロパトル
Ariarathēs IX Eusebes Philopatōr

[生]?
[没]前86.3. テッサリア
小アジア東部,カッパドキアの王。在位前 101~86年。ポントス王ミトラダテス6世の子。8歳のとき王位につく。アリアラテス6世エピファネス・フィロパトルを暗殺したゴルディウスは彼の摂政。カッパドキア人の抵抗にあい,またローマ元老院から拒否された。貴族出身のアリオバルザネス1世が王となった (前 95頃) が,ミトラダテス6世の意を受けたアルメニアのチグラネスに追払われ,復位。第1次ミトラダテス戦争が始るとマケドニアで参戦して戦死した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む