ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルクラッド鉄」の意味・わかりやすい解説 アルクラッド鉄アルクラッドてつalclad iron 合せ鋼板 (クラッド鋼材) の一種。純鉄を芯にし,この両面あるいは片面にアルミニウム板を重ねて圧延してつくる鉄。主として真空管の陽極材料として,従来の鉄やニッケル陽極の代りに用いられている。なお,アルクラッドはアルミニウムを被覆した材料の意で使用されるが,特に航空機の機体材料などとして有名なジュラルミンの耐食性を向上させるため純度の高いアルミニウムをジュラルミン周囲に圧延したクラッド材をさす。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by