現代外国人名録2016 「アルバロウリベ・ベレス」の解説
アルバロ ウリベ・ベレス
Álvaro Uribe Vélez
- 職業・肩書
- 政治家 元コロンビア大統領,元コロンビア上院議員
- 国籍
- コロンビア
- 生年月日
- 1952年7月4日
- 出生地
- アンティオキア州メデジン
- 学歴
- アンティオキア大学法学部卒,ハーバード大学大学院経営学修士課程修了,オックスフォード大学
- 経歴
- 牧畜業を営む豊かな家庭に生まれる。米国の大学で政治や司法を学んだ後、メデジン市、コロンビア労働省、航空局などに勤務。1982年メデジン市長を経て、’86〜94年上院議員、’95〜97年アンティオキア州知事を歴任。知事時代には議員の公用車を減らし、機能していない高級官僚を罷免するなど、財政から無駄を無くす手腕が話題を呼ぶ。’98年からオックスフォード大学客員研究員も務めた。2002年5月パストラナ大統領の任期満了に伴う大統領選で、2大政党の一つ自由党を離脱して立候補。パストラナ政権がとってきたゲリラとの話し合い路線を批判、対ゲリラ強硬姿勢を訴え、国民の幅広い支持を得て当選。同年8月就任。2006年5月再選。2010年8月任期満了で退任。1983年父親が左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)とみられる犯行グループに撃たれて殺害されたという経験を持つ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報