最新 地学事典 「アンダーソン理論」の解説
アンダーソンりろん
アンダーソン理論
Anderson’s theory
応力状態に応じて,正断層・横ずれ断層・逆断層の3種類(アンダーソン型断層)が生ずるという理論(Anderson,1905)。これの応用として,最大圧縮主応力軸が鉛直な応力を正断層型応力,中間圧縮主応力軸が鉛直な応力を横ずれ断層型応力,最小圧縮主応力軸が鉛直な応力を逆断層型応力と呼ぶ。実際には斜め滑り断層や鉛直方向から傾いた主応力軸が存在するが,水平とみなせる地表面では流体(大気や海水など)からの剪断応力が無視できるため,地殻浅部の広域応力ではこの理論が成立しやすい。
執筆者:佐藤 活志・山路 敦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

