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正断層 せいだんそうnormal fault

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

正断層
せいだんそう
normal fault

重力断層ともいう。断層面を境として,上盤が相対的に下盤よりもずれ落ちている断層をいう。一般には張力が働いている場で生じる。弧状列島系で,地震に伴って生じる断層の多くは横ずれ断層 (→傾斜走向断層 ) か逆断層で,一般に正断層は少い。

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デジタル大辞泉の解説

せい‐だんそう【正断層】

(うわばん)が下盤(したばん)に対して相対的にずり落ちた断層。⇔逆断層

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大辞林 第三版の解説

せいだんそう【正断層】

断層面に沿って上盤うわばんが下盤したばんに対してすべり落ちた断層。 → 逆断層

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

正断層
せいだんそう
normal fault

断層面が傾斜しているとき、断層の上側のブロック(上盤(うわばん))が、下側のブロック(下盤(したばん))に対して相対的にずり落ちる変位をもつ断層。断層面を境として、上側に新しい地層が接することになる。正断層は、地層が側方に引っ張られたときにできる。アフリカ大地溝帯などの大規模な地溝帯の両側に正断層群が存在することが知られている。[村田明広]

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世界大百科事典内の正断層の言及

【断層】より

…このほかにも,地溝,地塁,断層池,断層湖,断層海岸線,断層角盆地,断層盆地,断層山地など断層地形の用語は多い。断層地形
[断層の分類]
 (1)ずれ方による分類 上盤が下盤に対して相対的にずり下がった場合を正断層といい(図2-a),逆にずり上がった場合を逆断層という(図2-b)。逆断層のうち断層面の傾斜が45度以下の緩傾斜の場合を衝上(しようじよう)断層といい,さらに緩傾斜の場合を押しかぶせ断層と呼ぶこともある。…

※「正断層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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