アンチトロンビンⅢ(読み)アンチトロンビンサン

化学辞典 第2版 「アンチトロンビンⅢ」の解説

アンチトロンビンⅢ
アンチトロンビンサン
antithrombin Ⅲ

略称ATⅢ.肝臓で合成される分子量5.8万の糖タンパク質で,血漿中に約150 μg mL-1 存在する.血液凝固因子の生理的阻害物質として重要で,トロンビンカリクレインなどのセリンプロテアーゼと1:1の複合体を形成してその活性を阻害する.静脈血栓症の治療に用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む