現代外国人名録2016 「アンディマリー」の解説
アンディ マリー
Andy Murray
- 職業・肩書
- テニス選手 ロンドン五輪テニス男子シングルス金メダリスト
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1987年5月15日
- 出生地
- スコットランド・ダンブレイン
- 本名
- マリー,アンドルー〈Murray,Andrew Barron〉
- 勲章褒章
- OBE勲章
- 経歴
- 1歳年上の兄ジェイミーもプロテニス選手。3歳でテニスを始める。15歳からスペインのアカデミーでトレーニングを積み、17歳の時に国別対抗戦デビス杯の代表に史上最年少で選出され、2005年プロに転向。18歳でツアー初優勝。2007年初のトップ10入り。2008年全英オープン(ウィンブルドン)で4大大会初の8強入りを果たし、全米オープンでは準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)を下して4大大会決勝に初めて進出。決勝ではロジャー・フェデラー(スイス)に敗れた。同年北京五輪は1回戦負け。2009年全仏オープン8強、ウィンブルドン4強で、8月世界ランキング2位を記録。2010年全豪オープンで英国人男子選手として33年ぶりの決勝進出を果たすもフェデラーに敗れ準優勝。ウィンブルドン4強。2011年の全豪オープンもノヴァク・ジョコヴィッチ(セルビア)に敗れ準優勝。全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンでいずれも4強。同年楽天ジャパン・オープンで初優勝し、兄と組んだダブルスでも優勝。2012年1月新コーチに男子シングルスで4大大会8勝の実績を持つイワン・レンドル(米国)を迎える(2014年まで)。7月ウィンブルドンで初めて決勝に進むが、フェデラーに敗れ準優勝。8月地元で開催されたロンドン五輪はシングルスで金メダル、ローラ・ロブソンと組んだ混合ダブルスで銀メダルを獲得。テニスが五輪競技に復活した1988年のソウル五輪以降、英国初のシングルスのメダルを手にした。9月の全米オープンは決勝でジョコヴィッチを破り、4大大会初優勝。英国男子の4大大会優勝は、1936年のフレッド・ペリー以来76年ぶり。2013年1月全豪オープンはジョコヴィッチに敗れ準優勝。7月ウィンブルドンで優勝、英国男子のウィンブルドン優勝は1936年のペリー以来77年ぶり。2014年全仏オープンの準決勝でナダルに敗れた後、元女子シングルス世界ランキング1位のアメリ・モレスモ(フランス)をコーチに迎える。2015年全豪オープンで4度目の決勝進出を果たし、ジョコヴィッチに敗れる。ツアー通算シングルス35勝。191センチ、84キロ。右利き。バックハンドストロークは両手打ち。テニスの母国に生まれた久々のスター選手。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報