アンフィシレン頁岩(読み)アンフィシレンけつがん(英語表記)amphisilene shale

岩石学辞典 「アンフィシレン頁岩」の解説

アンフィシレン頁岩

研磨用スレートの一種で,珪乳石(menilite)や始新統(Eocene)の魚の痕跡などが含まれる.珪乳石(menilite)とは泥板岩などの中に腎臓状,乳房状などの塊となって産する非結晶質石英の一種で,光沢はなく不透明褐色または灰色のものをいう[Hauer : 1878].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android