目に掛かる(読み)メニカカル

デジタル大辞泉 「目に掛かる」の意味・読み・例文・類語

か・る

見える。目に留まる。目につく。→御目おめに掛かる
「町の女房のよろしからぬ事ばかり―・りぬ」〈浮・男色大鑑・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「目に掛かる」の意味・読み・例文・類語

め【目】 に 掛(か)かる

  1. 見える。目にとまる。
    1. [初出の実例]「ただいもせのすぢに離れては、朝夕にめにかかりてすごしやらん事の胸いたくくるしきこと、日に添へてまさりゆくは」(出典:浜松中納言物語(11C中)五)
  2. ( 多く上に「御」を付けて ) 目上の人に会う。→御目(おめ)に掛かる
    1. [初出の実例]「Meni(メニ) cacaru(カカル)〈訳〉秤に掛ける。また同様に、現われる。あるいはある人と会う」(出典日葡辞書(1603‐04))

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