あんべい(読み)アンベイ

デジタル大辞泉 「あんべい」の意味・読み・例文・類語

あん‐べい

[連語]《「あるべき」の音変化》あるだろう。あるはずである。
「たちまちにきらきらしき勢ひなど―やうもなく」〈更級

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精選版 日本国語大辞典 「あんべい」の意味・読み・例文・類語

あん‐べい

  1. 〘 連語 〙 ( 「あるべき(有━)」の変化した語 ) あろう。補助的な用法終止の用法もある。
    1. [初出の実例]「きらきらしい勢ひなどあんべいやうもなく」(出典:更級日記(1059頃))

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