ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アーテシュカデ」の意味・わかりやすい解説 アーテシュカデāteshkade 古代イラン,ササン朝期のゾロアスター教の拝火神殿。その廃虚はイラン全域に多数見出されるが,ほとんどがチャハール・タークと称する四方の柱状壁の上にドームを載せる石積み,あるいは割り石,漆喰造の簡素な建造物である。ササン朝期におけるゾロアスター教の公式化に伴い,このような形に統一化されたと考えられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by