アーモル(その他表記)Āmol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アーモル」の意味・わかりやすい解説

アーモル
Āmol

イラン北部,マーザンダラーン州中部の都市。カスピ海に近く,エルブールズ山脈北麓,ハルハーズ川岸にあり,夏季避暑地になっている。オレンジ,米の産地であり,付近に石炭鉱,鉄鉱もある。モンゴルチムールに破壊され,地震で廃虚となった古代遺跡や,イマーム・ザーデ・ミール・ボゾルグのモスクがある。人口 13万 9923 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアーモルの言及

【タバレスターン】より

…政治的に重要でなかったため,イスラム化は旧ササン朝領で最も遅く,他地方がアラブに征服されてから1世紀以上もたった8世紀半ばまで独立を保っていた。アッバース朝後期にはアーモルĀmol,ターヒル朝下ではサーリーSārīが主都であった。9世紀にターヒル朝の支配下に入り,13世紀にモンゴルの侵入を被り,15世紀にはティムール朝の版図に入った。…

※「アーモル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む