日本大百科全書(ニッポニカ) 「イェールパーハ山」の意味・わかりやすい解説 イェールパーハ山いぇーるぱーはさんNevado Yerupajá 南アメリカ、ペルー中部のコルディエラ・オクシデンタル山脈を構成するワイワシュ山脈中にある山。標高6632メートル。北に続くブランカ山脈のワスカラン山(6768メートル)に次ぐペルー第二の高峰である。第三紀の陸成層よりなり、マラニョン川の源流部をなす。セロ・デ・パスコを中心とする鉱山地域の北西部にあたり、山麓(さんろく)には小規模な非鉄鉱山が分布している。[松本栄次] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例