イオンポテンシャル(読み)いおんぽてんしゃる(その他表記)ionic potential

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イオンポテンシャル」の意味・わかりやすい解説

イオンポテンシャル
いおんぽてんしゃる
ionic potential

イオンの価数zをイオン半径rで割った値をいう。イオンの電荷密度と似た概念であるが、電荷密度はイオン半径の3乗で割った値に相当する。イオンポテンシャルの小さい陽イオン(イオンの価数が小さく、半径が大きい)は、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオンなどであり、これらは一般に単独の陽イオンとして安定に存在する。しかし、たとえばマンガン(Ⅶ)、クロム(Ⅵ)のようなイオンポテンシャルの大きいイオンでは、陰イオン性の配位子や酸化物イオンを引き付ける力が強く、単独の陽イオンとして存在することはまれである。鉄(Ⅲ)やコバルト(Ⅲ)などの陽イオンは両者の中間的性質を示す。

[岩本振武]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む