…これを契機として《批評および史論集》(1858),その続編(1865)などにおさめられた批評的労作がつぎつぎに発表されたが,それらは,彼のゆたかな想像力と事実に対する鋭敏な感覚に支えられて,フランスの文学批評に注目すべき一時期を画した。大著《イギリス文学史》(1864)および《芸術哲学》(1865‐69)は,彼の理論と方法を民族の文化に一貫して適用した力強い著作である。科学的批評の原理はテーヌによって明らかにされ,文学の歴史的・社会的研究はここに一応の体系化をみた。…
※「イギリス文学史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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