イスタンブールの地下貯水池(読み)イスタンブールのちかちょすいち

世界の観光地名がわかる事典 の解説

イスタンブールのちかちょすいち【イスタンブールの地下貯水池】

トルコ最大の都市イスタンブールにある、東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌスによって建設された巨大な貯水槽。長さが138m、幅65mの長方形空間で、高さ9m、1列12本で28列、合計336本の円柱がレンガ造りの丸天井を支えている。円柱のうち、98本は5世紀に流行したアカンサス柱頭を備えたものである。壁体は、水を通さない特殊なモルタルでおおわれた、厚さ4mの耐火レンガの壁に囲まれている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む