いちしばの

精選版 日本国語大辞典 「いちしばの」の意味・読み・例文・類語

いちしば‐の

  1. いち」と類音の「いつ」を持つ「いつしか」にかかる。
    1. [初出の実例]「大原のこの市柴乃(いちしばノ)何時しかと吾が思(も)ふ妹にこよひ逢へるかも」(出典万葉集(8C後)四・五一三)

いちしばのの補助注記

万葉」例は、「いつしば」と訓む説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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