いとしぼらしい

精選版 日本国語大辞典 「いとしぼらしい」の意味・読み・例文・類語

いとしぼ‐らし・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「らしい」は接尾語 )
  2. いかにも気の毒だ。かわいそうだ。
    1. [初出の実例]「色直しまでした仲を、いとしぼらしい外(そと)へ抛(はふ)り出し、あの憎てらしい瘤面(こぶづら)と、どう祝言がなりませう」(出典歌舞伎・傾城浜真砂(1839)四幕)
  3. いかにも愛らしい。かわいらしい。
    1. [初出の実例]「此君おすかたたをやかにまつにかかれるふぢのはないとしほらしくしなやかなり」(出典:評判記・新野郎花垣(1674)上村才三郎)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む