王子猷の故事は、平安初期には漢詩の題材として好まれたが、「枕草子」に引かれてから、和歌の世界でも詠まれた。単に故事を詠み込むのではなく、竹の縁語の「よよ」=「世々」と結びつけて、「このきみといふ名もしるくくれ竹の世々へんまでもたのみてをみん〈藤原公能〉」〔久安百首‐慶賀〕のように、相手をことほぐ意味で用いられることが多い。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新