イド山古墳群(読み)いどやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「イド山古墳群」の解説

イド山古墳群
いどやまこふんぐん

[現在地名]豊後高田市新栄 入津原

海岸に沿う洪積台地上にあり、山林内に大小一一基の円墳が残る。中心となるのは三号墳で、径約三五メートル、北側に浅い周湟を残す。内部に朱塗した石棺の一部が露出している。第五号墳もほぼ同規模をもち、二段築成で周湟がめぐらされる。三号・五号墳の周りに径一〇メートルから一五メートルほどの円墳が九基ある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android