入津原村(読み)にゆうづばるむら

日本歴史地名大系 「入津原村」の解説

入津原村
にゆうづばるむら

[現在地名]豊後高田新栄しんえい 入津原

中伏なかぶし村の北に位置し、周防灘に流れる広瀬ひろせ川中流と石部いしべ川中流に挟まれた地域に立地する。江戸時代の領主変遷高田たかだ村に同じ。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、高九九石余、家数二四(うち百姓七・山守一、庭屋・うらや・牛屋一六)・人数五二(うち百姓七・名子三)、牛七・馬四。正保郷帳では来縄くなわ郷に属し、田方三九石余・畑方三四石余、日損所で新田がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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