イ・ビョンギ(読み)李 丙琪(英語表記)Lee Byung-kee

現代外国人名録2016 「イ・ビョンギ」の解説

イ・ビョンギ
李 丙琪
Lee Byung-kee

職業・肩書
外交官 韓国大統領秘書室長 元駐日韓国大使

国籍
韓国

生年月日
1947年6月12日

出生地
ソウル

学歴
ソウル大学外交科卒

経歴
ソウル大学の卒業論文テーマに日露戦争を選ぶなど若い頃から日本に関心を持つ。1974年韓国外務省に入省。ジュネーブ代表部、在ケニア大使館勤務などを経て、盧泰愚に見出され、盧政権で’88年大統領儀典秘書官、’90年同首相秘書官。’96〜98年金泳三政権でも国家安全企画部(現・国家情報院)でナンバー2を務めた。2007年ハンナラ党(現・セヌリ党)のシンクタンク・ヨイド研究所顧問として朴槿恵大統領の政策立案などに関わる。2013年6月歴史認識問題で日韓関係が冷え込む中、駐日大使に就任。2014年6月には国家情報院長に指名される。同年8月駐日大使退任。2015年2月朴大統領の大統領秘書室長。1999年より2年間、慶応義塾大学客員教授を務めたこともある知日派。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android