いやいや三杯(読み)いやいやさんばい

ことわざを知る辞典 「いやいや三杯」の解説

いやいや三杯

盃を受けるとき、いやもうけっこうと辞退しながら、勧められるままに何杯も飲むこと。口では遠慮しながら実際は厚かましいことにたとえてもいう。

[解説] 上方のいろはかるた一部にも採用され、特に大阪かるたの「い」は「いやいや三杯」が多かったといわれます。

〔異形〕いやいや三杯十三杯/いやいや三杯、げ遁げ五杯

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