デジタル大辞泉 「いり揉む」の意味・読み・例文・類語 いり‐も・む【いり×揉む】 [動マ四]1 入り乱れて押し合う。また、天候などが荒れ狂う。「終日ひねもすに―・みつる雷かみの騒ぎに」〈源・明石〉2 ひたすらに祈る。「ただ少しの便りを給はらんと―・みて申して」〈今昔・一六・三〇〉3 思いつめて気をもむ。「この人を妻めにせばやと―・み思ひければ」〈宇治拾遺・三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例