ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イワヒバ科」の意味・わかりやすい解説 イワヒバ科イワヒバかSelaginellaceae シダ植物イワヒバ目に属し,1属約 700種を含む。世界中に広く分布するが,特に熱帯に多い。茎は小舌とともに小葉をつけ,長く伸びる。茎の分枝するところからは根持体という根と茎の中間的な性質をもった枝を分け,地面に接するとその先から根を出す。茎の先端に大小2型の胞子嚢をつける。上位にある小胞子嚢には小胞子が多数,下位にある大胞子嚢には大胞子が4つ含まれている。小胞子は雄性配偶体に,大胞子は雌性配偶体になる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by