デジタル大辞泉 「小胞子」の意味・読み・例文・類語 しょう‐ほうし〔セウハウシ〕【小胞子】 大小の胞子があるときの、小さいほうの胞子。イワヒバ・ミズニラ・サンショウモなどのシダ類にみられ、発芽すると雄性の前葉体になる。種子植物の花粉はこれに相当。→大胞子 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「小胞子」の意味・読み・例文・類語 しょう‐ほうしセウハウシ【小胞子】 〘 名詞 〙 同一植物の胞子体から減数分裂を経て作られる胞子に大小二型あるとき、小さい方をいう。発芽すると雄性配偶体となる。ヒカゲノカズラ、ミズニラなどのシダ植物に例がある。種子植物の花粉に相当する。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「小胞子」の意味・わかりやすい解説 小胞子しょうほうし シダ植物のイワヒバ科、ミズニラ科、および水生シダ類(デンジソウ、サンショウモ、アカウキクサの各科)でみられる小形の胞子で、発芽すると造精器のみを生じる雄性前葉体になる。種子植物の花粉粒に相当する。[安田啓祐] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例