知恵蔵 の解説 インディ・レーシング・リーグ 超高速オーバルコースのレースにこだわるインディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーナー、トニー・ジョージが、CARTと対立していた団体と共にインディ500を核として1996年に創設したリーグ。米国内のオーバルコースで行われていたが、平均的なレベルが低くあまり注目されていなかった。しかし2002年を限りにCARTシリーズから撤退したホンダが、03年からこのリーグにイルモア・エンジニアリングと共同でエンジンの開発・供給をすることになった。また03年から初の海外進出レースとして、栃木県のツインリンクもてぎでインディ・ジャパンが開催。05年はオーバルコース以外のサーキットでも行われるようになった。06年にはトヨタが撤退し、ホンダが全10チームにエンジンを供給している。 (折山淑美 スポーツライター / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by