最新 地学事典 「インド油田群」の解説
インドゆでんぐん
インド油田群
Indian oil fields
インドに存在する油田の総称。インドの油田はアッサム州ディグボイ(Digboi)油田の発見(1888)を始まりとする。その後,アッサム─ベンガル堆積盆地およびボンベイ─キャンベイ堆積盆地においていくつかの油田が発見されたが,1974年発見のボンベイ(ムンバイ)沖合約160kmに位置するボンベイハイ(Bombay High)油田以外はいずれも小規模。ボンベイハイ油田は白亜紀後期に始まった基盤岩の断層層運動により生じた構造的な高まりの上に形成され,油層は中新世の石灰岩。原油比重0.827,ろう分14.3wt%を含み,30℃と高い流動点をもつ。
執筆者:服部 昌樹・沢村 史了
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

