ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イーストリバプール」の意味・わかりやすい解説 イーストリバプールEast Liverpool アメリカ合衆国,オハイオ州東部の都市。オハイオ川の上流にのぞみ,ピッツバーグ,カントン,ヤングズタウンからほぼ等距離に位置する。町の起源は 1798年,アイルランド生れのクェーカー教徒 T.フォーセットが定住したのが始り。アメリカ有数の陶器の産地。近くの丘陵地帯にイギリスのスタッフォードシャー出身の陶工 J.ベネットが粘土を発見し,最初の窯を築いたのが陶業の起り (1840) 。最初は黄色い陶器を産したが,次いで白い陶器の生産に成功,1890年代には磁器製造も行えるようになった。その他,鋼,アスファルトの屋根ぶき材料などの製造工業も立地。ケント州立大学の分校がある。人口1万 3654 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by