ヤングズタウン(その他表記)Youngstown

デジタル大辞泉 「ヤングズタウン」の意味・読み・例文・類語

ヤングズタウン(Youngstown)

米国オハイオ州北東部の都市クリーブランドピッツバーグのほぼ中間オハイオ川の支流マホニング川沿いに位置する。1970年代まで製鉄業で栄えた。現在は国家主導による3Dプリンター技術の開発拠点となっている。

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改訂新版 世界大百科事典 「ヤングズタウン」の意味・わかりやすい解説

ヤングズタウン
Youngstown

アメリカ合衆国オハイオ州北東部の工業都市。人口8万2026(2000)。ペンシルベニアとの州境近く,マホーニング川に臨む。市名は1797年に町を建設したジョン・ヤングにちなむ。周辺部の歴青炭鉄鉱石を利用して,19世紀中ごろまでには製鉄業が発達したが,五大湖水運の発達によって良質の鉄鉱石が移入され,鉄鋼業地帯の中心として成長してきた。ヤングズタウン大学(1908創設)や交響楽団がある。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヤングズタウン」の意味・わかりやすい解説

ヤングズタウン
やんぐずたうん
Youngstown

アメリカ合衆国、オハイオ州北東部の都市。ペンシルベニア州境近くに位置する。人口8万2026(2000)。1803年の創業以来つねに合衆国最大の鉄鋼業の中心地の一つとして繁栄を続けてきたが、1970年代後半から大手鉄鋼企業の工場閉鎖や移転に伴う鉄鋼業の衰退がみられ、多くの鉄鋼労働者が解雇された。しかし、他業種の進出が目覚ましく、自動車や航空機部品、プラスチックゴム、事務機器、製紙などは全国的に高い水準を保つ。1797年に町が開設され、1839年のペンシルベニア―オハイオ運河、53年の鉄道開通が鉄鋼業の発達を促進した。教育・文化面にも優れ、ヤングズタウン大学(1908創立)などいくつかの大学を有するほか、交響楽団やバレエ団を育て、多くの公園やゴルフ場は市民の憩いの場として親しまれている。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤングズタウン」の意味・わかりやすい解説

ヤングズタウン
Youngstown

アメリカ合衆国,オハイオ州北東部にある都市。クリーブランドとピッツバーグの中間に位置し,五大湖沿岸工業地域の主要都市。 1805年に製鉄工場が立地し,運河や鉄道の開通により急速に発展。現在,鉄鋼のほかにアルミニウム,航空機および自動車部品,事務機など多様な工業が発達。ヤングズタウン州立大学 (夜間大学として 1908創立) がある。隣接するウォレンとともに大都市圏を形成。人口9万 5732 (1990) 。

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百科事典マイペディア 「ヤングズタウン」の意味・わかりやすい解説

ヤングズタウン

米国,オハイオ州東端の工業都市。クリーブランド,ピッツバーグの中間に位置し,鉄鋼業が盛ん。ほかに化学,セメントなどの工業がある。6万6982人(2010)。

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