ウィンチ閃石(読み)ウィンチせんせき

最新 地学事典 「ウィンチ閃石」の解説

ウィンチせんせき
ウィンチ閃石

winchite

角閃石上族,(OH-F-Cl)族,Ca-Na亜族に属し,現在までのところ,ウィンチ閃石(□(NaCa)(Mg4Al)Si8O22(OH)2)とフェリウィンチ閃石(ferri-winchite, □(CaNa)(Mg4Fe3+)Si8O22(OH)2)が知られている。単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a~0.983nm, b~1.81, c~0.53,β~104.4°。単位格子中2分子含む。コバルト青~青紫。長柱状・針状結晶。硬度5〜6,比重~2.97。多色性X薄紫,Z青。屈折率α1.649, β1.655, γ1.671。光軸面(010),2Vx44°~56°, c∧Z16°~28°, 鏡下ではクロス閃石との区別がしにくい。最初,ブラウン鉱方解石を含む珪岩マンガン鉱床)で発見され,その後,低温高圧変成岩に見いだされている。まれな鉱物。最初の発見者H.J. Winchにちなむ。

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