最新 地学事典 「マンガン鉱床」の解説
マンガンこうしょう
マンガン鉱床
manganese deposit
マンガン鉱床には堆積鉱床,熱水鉱床,風化残留鉱床がある。主な鉱石鉱物は,軟マンガン鉱,ブラウン鉱,クリプトメレン,轟(とどろき)石。世界最大の南ア,カラハリ鉱床は堆積鉱床で縞状鉄鉱床を伴う。その他の堆積鉱床にNikopol,Chiaturaなど。風化残留型はガボンMoandaが例。日本には中生代付加帯中の変堆積鉱床(野田玉川),鮮新世・更新世の鉱脈鉱床(大江,稲倉石,上国)と堆積型(ピリカ)がある。2021年世界埋蔵量(15億t)の43%,年産量(2,000万t)の37%を南アが占める。
執筆者:正路 徹也・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

