ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団(読み)うぃーんこんつぇるとはうすげんがくしじゅうそうだん(その他表記)Wiener Konzerthaus Quartett

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団
うぃーんこんつぇるとはうすげんがくしじゅうそうだん
Wiener Konzerthaus Quartett

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団団員であった、アントン・カンパー、マリア・ティッツェ、エーリヒ・ワイス、フランツ・クワルダにより1934年に結成された弦楽四重奏団。おもにウィーンのコンツェルトハウスで演奏会を行ったため、この名称がつけられた。ハイドンシューベルト作品に端正で情緒豊かな解釈を試み、とくに第二次世界大戦後名声を獲得したが、67年に解散した。この間、60年(昭和35)と62年に来日した。

[美山良夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android