最新 地学事典 「ウェンロック世」の解説
ウェンロックせい
ウェンロック世
Wenlock Epoch
シルル紀中期,4億3,340万~4億2,740万年前までの期間。シルル紀を四分した古い方から二番目の世。ウェンロック世に形成された地層・岩石をウェンロック統(Wenlock Series)といい,GSSPはイギリス,シュロプシャー州ウェンロックのマッチ・ウェンロック近郊,筆石Cyrtograptus centrifugusの初出現面およびコノドントPterospathodus amorphognathoidesの最終出現面によって定義されている。約4億3,050万年前を境に,下部のシェイウッディアン階(模式層はBuildwas層)と上部のホメリアン階(模式層はCoalbrookdale層)に細分。当時の気候は温暖湿潤で,大きな生物イベントは起きていない。
執筆者:中村 耕二・田中 源吾
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

