日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウコッケイ」の意味・わかりやすい解説 ウコッケイうこっけい / 烏骨鶏silkie fowl[学] Gallus gallus var. domesticus 鳥綱キジ目キジ科の鳥。ニワトリの1品種で、原産地は中国またはインドといわれ、日本には江戸時代初期に中国から渡来した。白、金、黒の3色があり、全身の羽は小羽枝を欠くので羽弁をつくらず、羽枝が長く絹糸のような光沢がある。毛冠と、ときには頭頂に骨瘤(こつりゅう)があり、足の指が1本多く、5趾(し)である。結合組織に多量の色素胞を含むので、皮膚をはじめ体内もすべて黒色を帯びる。天然記念物。[西田隆雄][参照項目] | ニワトリ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例