精選版 日本国語大辞典 「うちそよめく」の意味・読み・例文・類語 うち‐そよめ・く 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 )① そよそよと音がする。[初出の実例]「風の音の竹に待ちとられてうちそよめくに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)② きぬずれや人のざわめきなどのかすかな音がする。[初出の実例]「少しうち笑ひて、よきほどにうちそよめきて入りぬ」(出典:蜻蛉日記(974頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例