うむがしむ(読み)ウムガシム

デジタル大辞泉 「うむがしむ」の意味・読み・例文・類語

うむがし・む

[動マ四]《形容詞「うむがし」の動詞化》喜ばしいと思う。うれしがる。
「いそしみ―・み忘れ給はずとしてなも」〈続紀宣命・一三詔〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うむがしむ」の意味・読み・例文・類語

うむがし‐・む

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 うれしいと思う。よろこばしく思う。おむがしむ。
    1. [初出の実例]「祖父大臣の殿門荒し穢す事无く守りつつ在らしし事、いそしみ宇牟賀斯美(ウムガシミ)忘れ給はずとしてなも」(出典続日本紀‐天平勝宝元年(749)四月一日・宣命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android