うんてんばんてん(読み)ウンテンバンテン

デジタル大辞泉 「うんてんばんてん」の意味・読み・例文・類語

うんてん‐ばんてん

うんでいばんり(雲泥万里)」が変化した語。うってんばってん
「おらん所の気ぐれえとは―の違えよ」〈滑・浮世風呂・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うんてんばんてん」の意味・読み・例文・類語

うんてん‐ばんてん

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うんでんばんでん」とも ) 「うんでいばんり(雲泥万里)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「世を安楽に暮すお公家達の境界と、こちとらが身の上とはうんてんばんてん」(出典:浄瑠璃・小夜中山鐘由来(1766)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android