ウン・ヒギョン(読み)殷 煕耕(その他表記)Eun Hee-kyung

現代外国人名録2016 「ウン・ヒギョン」の解説

ウン・ヒギョン
殷 煕耕
Eun Hee-kyung

職業・肩書
作家

国籍
韓国

生年月日
1959年

出生地
全羅北道コチャン

学歴
淑明女子大学国文科卒,延世大学大学院国文科修了

受賞
東亜日報新春文芸賞(中編部門)〔1995年〕「二重奏」,文学トンネ小説賞(第1回)〔1995年〕「鳥の贈り物」,東西文学賞(第10回)〔1997年〕「他人への話しかけ」,李箱文学賞(第22回)〔1998年〕「妻の箱」

経歴
1995年短編「二重奏」が東亜日報主催の新春文芸中編部門で受賞文壇デビュー。同年長編「鳥の贈り物」で第1回文学トンネ小説賞を、’97年「他人への話しかけ」で第10回東西文学賞を、’98年「妻の箱」(短編)で第22回李箱文学賞を受賞。デビューから旺盛な創作力を発揮し文壇の注目を集める。現代人の孤独と女性の人生を描く作風が評価され、フェミニズム文学を代表する作家として韓国で最も読まれる女流作家となる。他の作品に「幸せな人は時計を見ない」(’99年)、「マイナー・リーグ」、長編小説集「ラストダンスは私と」などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android