ウーション関(読み)ウーションかん(その他表記)Wusheng guan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウーション関」の意味・わかりやすい解説

ウーション(武勝)関
ウーションかん
Wusheng guan

中国東部,ホーナン (河南) 省とフーペイ (湖北) 省の境にある峠。ターピエシャン (大別山) 山脈を西端のチーコン (鶏公) 山の西で越えて,北のホワン (黄) 河扇状地からホワン水の谷沿いに南のチャン (長) 江中流域を結ぶ。付近のピンチン (平靖) 関,チウリー (九里) 関とともに,古くから重要な交通路であった。チンコワン (京広) 鉄道が直下を 20kmに及ぶトンネルで通過している。チーコン山は風光の美で知られ,保養,行楽の地となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む