えい声(読み)エイゴエ

デジタル大辞泉 「えい声」の意味・読み・例文・類語

えい‐ごえ〔‐ごゑ〕【えい声】

力を入れる必要がある場合に出す「えいえい」という掛け声えいえい声
「―をあげて、名虎をとってふせんとす」〈平家・八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「えい声」の意味・読み・例文・類語

えい‐ごえ‥ごゑ【えい声】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「えい」はもと感動詞 ) 力を入れて何かをする時に、また元気づけるために発する掛け声。えいや声。えいえい声。
    1. [初出の実例]「能雄又つとよりゑい声をあげて、名虎をとってふせむとす」(出典:平家物語(13C前)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android