エカチェリーナ宮殿(読み)エカチェリーナキュウデン

デジタル大辞泉 「エカチェリーナ宮殿」の意味・読み・例文・類語

エカチェリーナ‐きゅうでん【エカチェリーナ宮殿】

Ekaterininskiy dvoretsЕкатерининский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州のかつてのロシア皇帝の避暑地ツァールスコエセローにある宮殿。18世紀にエカチェリーナ1世が夏の離宮を建造し、続いてエリザベータ女帝がバロック様式で改築した。設計はイタリアの建築家バルトロメオ=ラストレッリによる。壁一面を琥珀こはくで装飾された「琥珀の間」が有名。第二次大戦中にドイツ軍により琥珀が持ち去さられたが、2003年に復元された。1990年に「サンクトペテルブルグ歴史地区と関連建造物群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。エカテリーナ宮殿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

伯仲国会

与野党の議席差が伯仲する国会をいう。本会議での単純過半数を得ていても,与党が安定多数を得ることができず,野党が多数を占める逆転委員会が生れるような国会を指す。伯仲国会では,逆転委員会で否決された議案が...

伯仲国会の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android