普及版 字通 の解説
13画
[字訓] のど・むせぶ・わらう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(益)(えき)。に「(あふ)る」と「縊(くく)る」の意を示す二形があり、は縊る形のに従う。〔説文〕二上に「咽なり」とあり、のど。のどのつまるような声で、むせぶ、わらう、へつらう意となる。
[訓義]
1. のど。
2. のどのつまった声、むせぶ、わらう、へつらう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ムス・ノム 〔立〕 ノムド 〔字鏡集〕 ノムド・ムス
[語系]
iekは咽yen、嚥yan、噎yetと声義近く、みな、のど・のむの義がある。
[熟語]
嘔▶・▶・▶・痛▶
[下接語]
乾・号・廝・腫
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報