えじかり股(読み)エジカリマタ

デジタル大辞泉 「えじかり股」の意味・読み・例文・類語

えじかり‐また【えじかり股】

いじかり股」に同じ。
「足はくたびれたり、―になりて宿を通る」〈仮・東海道名所記・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「えじかり股」の意味・読み・例文・類語

えじかり‐また【えじかり股】

  1. 〘 名詞 〙 がに股で歩くさま。また、その股。がにまた。いじかりまた。
    1. [初出の実例]「火をば焼く衛士かりまたのふぐり出し 松のちちりのまじる切えだ〈一正〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一四)

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