エスキン石(読み)エスキンせき

最新 地学事典 「エスキン石」の解説

エスキンせき
エスキン石

aeschynite-(Ce)

化学組成(Ce,Ca,Fe,Th)(Ti,Nb)2(O, OH6鉱物。イットリウムエスキン石,ネオジムエスキン石と固溶体を形成。直方晶系,空間群Pbnm, 格子定数a0.5396nm, b1.0958, c0.7538, 単位格子中4分子含む。通常柱状または板状結晶。断口貝殻状,脆弱,硬度5~6,比重5.62。亜金属または樹脂状光沢,黒・褐・黄色,条痕黒~褐色。メタミクトのため光学的等方,きわめて薄い切片は光を通し赤褐色。屈折率n2.26, 加熱により光学的異方性となり屈折率は2.285に増加。一般式AB2O6, 同形構造をもつものにイットリウムエスキン石・ネオジムエスキン石・ニオブエスキン石・イットリウムニオボエスキン石・タンタルエスキン石・ビゲツァイトがあるが,同様な一般式のユークセン石{(Y,Ca,U,Th)(Nb,Ti)2O6}などやブランネル石{(U,Th,Ca,Y)(Ti,Fe)2O6}とは構造が異なる。かすみ石閃長岩質または花崗岩質ペグマタイト中に長石・ジルコンなどを伴う。発見当時(1828),含有元素を完全に分離できなかったことを暗に指して,ギリシア語のaischune(恥)から命名

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参照項目:イットリウムエシキン石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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