20世紀西洋人名事典 の解説
エドワード・チャールス ピカリング
Edward Charles Pickering
1846.7.19 - 1919.2.3
米国の天文学者。
元・ハーバード大学教授。
ボストン生まれ。
1867年にMITの物理学教授になり、教育用実験装置を始めて設備した。1876年にハーバード大学教授兼同天文台長に就任し、42年間その職にあった。星の明るさを測る子午線光度計を考案して、6・5等よりも明るい全天9100個の星の「ハーバード改訂測光カタログ」を作った。1880年代に写真技術が取り入れられ、星のスペクトルが撮影され、9等よりも明るい23万個の星のカタログは「ヘンリー・ドレーパー星表」として1918〜24年に出版された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報