最新 地学事典 の解説
エネルギーぶんさんがたエックスせんかいせつけい
エネルギー分散型X線回折計
energy-dispersive X-ray diffractometer
粉末回折で白色X線を使うと,任意の角度方向で回折条件を満たす波長が必ず複数存在するので,検出器をある角度に固定して回折線測定をする回折計。あるエネルギー範囲の回折図形が同時に測定できる。エネルギー分解能をもつ半導体(高純度GeやSi,LiをドープしたSi)検出器をある角度に固定可能で,光学系が簡単になり,高圧・高温などの特殊条件下の実験に便利。通常は粉末試料であるが単結晶実験も可能。角度分散型に対応。
執筆者:小藤 吉郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

