日本大百科全書(ニッポニカ) 「エリマキバト」の意味・わかりやすい解説 エリマキバトえりまきばと / 襟巻鴿jacobin 鳥綱ハト目ハト科の鳥。家禽(かきん)化したドバトの観賞用人為品種で、カツラバト(鬘鴿)ともよばれる。16世紀中期すでにオランダ、ベルギーで作出され、ヨーロッパに広まった。姿としては、上体がやや立ち、頸(くび)の羽毛が襟巻状に巻いて、頭はその中に入るのがよいとされる。白、赤茶、黒のほか、灰二引(にび)き(灰色地に黒い線が2本ある)などの羽色があり、日本にも古く入ったが、現在は少ない。[黒田長久][参照項目] | ドバト 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例