法則の辞典 「エートヴェーシュの式」の解説 エートヴェーシュの式【Eötvös' equation】 液体の表面張力の温度依存性を与える式.問題とする物質の表面張力を σ,分子量を M,密度を ρ,臨界温度を Tc 絶対温度 T とすると となる.ここで k は液体の種類によらない定数である.これを,エートヴェーシュの法則*ということもある.k (エートヴェーシュ‐ラムゼイ‐シールドの定数)の値は正常液体(非会合性)のものではほぼ2.1となるが,水やアルコールなどの異常液体ではこれより小さくなる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報