定数(読み)ていすう

  • constant
  • 定数 constant

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

プログラムの実行中に変更されないのこと。通常、定には任意の名前を付けて使用する。定数として使用する値によってデータ型を宣言する必要があり、そのデータ型は言語によって異なる。

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デジタル大辞泉の解説

一定の数量・数値。また、定められた数量・数値。「出席者が定数に達する」
自分の意志で変えることのできない運命。命数。
代数・数値計算で、一定の値を表す文字や数のこと。⇔変数
物理学化学で、状態変化の間を通じて一定の値を保つ量。物質種類に関係なく不変の基礎定数と、各物質に固有の定数とがある。常数

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百科事典マイペディアの解説

常数,恒数とも。(1)数学では変数に対する語で,一定の数値をとる量,または数値は任意にとれるが変化しない量(積分定数など)。(2)各物質に固有な量(弾性率電気抵抗などの物質定数)または基本法則に含まれる,物質の種類に無関係で,絶対的に不変な量(光速度電気素量プランク定数などの普遍定数)。
→関連項目普遍定数

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世界大百科事典 第2版の解説

ある一つの問題の研究中において変化しないと考える量を表す文字を定数といい,変化しうると考える量を表す文字を変数という。例えば二次関数を表す式yax2bxcにおいてa,b,cは定数でありx,yは変数である。また,指数関数yex,円の面積を表す公式S=πr2におけるe,πも定数である。定数の中には,初めの例のa,b,cのように,その問題の中では変化しないと約束された定数もあり,またあとの二つの例e(自然対数),π(円周率)のように,数学全体で共通に約束された定数もある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

数学においては,変数に対して一定値をとる量をいう。ただし,ある議論をしている間は値を止めて定数と考え,そのあとでその定数の値が変る場合を考えて変数とするなど,定数と変数というのも,相対的に考えられることも多い。また,積分定数のように,変数ではないが条件によってとる値が違いうるものは不定数という。 (→物理定数 )

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 一定の数。きまっているかず。規則などできめられた人数。
※続日本紀‐天平一九年(746)五月戊寅「課口二百八十、中男五十、擬為定数
※経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「凡そ人事の定数に於て列国の大平和を得せしむべきの勢ひ二つあり」
② 定まった運命。命数。
※空華日用工夫略集‐応安七年(1374)一一月二三日「伽藍興廃、雖定数、而又由人事不一レ戒、自微至著皆是也」 〔劉峻‐弁命論〕
③ 数学で、ある一定の数値の代わりに使われる文字、または変数の値の変化とは無関係に一定の値をとる文字。常数。恒数。
④ 数学で、関数値が変化しないこと。
⑤ 自然科学で、自然事象の中で、特定の状態変化の間を通じて一定の値を保つ量。各物質・状態に固有のものと、物質の種類に関係なく絶対不変の普遍的定数がある。
⑥ コンピュータで、プログラム内で値が変化することのない数値で、文の中に直接数字の形で書き込まれているもの。⇔変数

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